Glucose Dehydrogenase (FADGDH-AB)
よくあるお問い合わせ
製品について
- FADGDH-ABの主な用途は何ですか?
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臨床分析において、糖尿病診断に用いる血糖値の定量に利用されます。マルトース等の干渉物質の影響を殆ど受けずに、正確にグルコースと反応します。
- FADGDH-ABの分子量を教えてください。
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分子量は約85 kDaの単量体構造を示します (SDS-PAGE)。
- FADGDH-ABの至適pHと至適温度について教えてください。
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至適pHは7.0〜7.5であり、至適温度は40〜50℃です。
- FADGDH-ABの熱安定性について教えてください。
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液体状態では45℃以下で安定です(Fig.4)。粉末状態では30℃で少なくとも20日間安定です(Fig.5)。
- FADGDH-ABの安定化剤は何を使用していますか?
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安定化剤は使用していません。
- FADGDH-ABの基質特異性について教えてください。
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FADGDH-ABは、グルコースに対する活性を100%としたとき、マルトースに対して相対活性は1%未満です。
- FADGDH-ABの活性測定方法を教えてください。
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一例として、活性測定は基質であるグルコース、フェナジンメトサルフェートおよびジクロロフェノールインドフェノールの混合溶液を用いて行います。活性値はDCIP由来である600 nmの吸光度の減少速度から算出します。
- FADGDH-ABの保存方法を教えてください。
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-20℃以下で保存してください。
- 開封後の取扱い方法に注意事項はありますか?
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酵素粉末の吸湿を避けるため、密閉状態で常温に戻した後に、ご使用ください。(推奨環境は25℃前後、湿度55%以下です)