【試薬】ヒスタミンチェックスワブ

よくあるお問い合わせ

製品のSDS(化学物質等安全データシート)、規格書の入手方法を教えてください。

SDS・規格書は、各製品の詳細ページ、または、こちらのページからご請求ください。

チェックカラー ヒスタミンについて

チェックカラーヒスタミンとヒスタミンチェックスワブ、どちらを使えばいいですか?

ヒスタミンを数値として定量したい方は、「チェックカラーヒスタミン」を選択ください。実験器具(参照Q)の準備と、ピペットマンなどの実験手技が必要ですが、精度よくヒスタミンを測定することができます。(例:製品検査、外部への成績書発行)

実験のイメージとしては、取扱説明書や 製品紹介動画 (Youtubeが開きます)をご参照ください。

実験が難しい方や、ヒスタミンの有無がある程度わかれば良いという方は、簡易型のヒスタミン測定キット「ヒスタミンチェックスワブ」をご選択ください。(例:原料の受入検査、現場での簡易検査・工程検査、外部委託検査の検体数の絞り込み)

測定に関する疑問

サンプルを準備する際の注意点はありますか?
  • 冷凍魚を室温で解凍すると、ヒスタミンの生成速度が速くなりやすいため、冷蔵庫(2~8℃)で解凍してください。
  • 魚肉のホモジナイズを良く行ってください。 ホモジナイズが不十分な場合、ヒスタミンの抽出効率が下がり、測定値が低く出てしまう可能性があります。

ヒスタミンチェックスワブについて

誤発色はどのように確認すればいいのでしょうか。

ヒスタミンが含まれていないことが確認されたサンプルを測定してください。
ヒスタミンが含まれていないことは、他の分析方法(例えばチェックカラーヒスタミンなど)で確認してください。
色が変わらなければ、誤発色なく測定可能と判断できます。

どのようなサンプルが測定可能でしょうか。

弊社で検討した結果、処理のされていない生魚は多くの魚種で測定可能でした。
詳しくはテクニカルシートをご確認ください。
また、必ずしも同じ結果になるとは限りませんので、お客様で測定可能かご確認をお願いします。

どうして誤発色がでるのでしょうか。

ヒスタミンチェックスワブに使用している試薬は、ヒスタミンデヒドロゲナーゼによってヒスタミンが分解される時に発生する抗酸化成分と発色基質が反応して紫色に変化します。そのため、抗酸化成分が多量に含まれていると、発色基質と反応してしまい、ヒスタミンが含まれていなくても、色がついてしまいます。

誤発色を防ぐことはできますか。

誤発色が出たサンプルについては、加熱することで改善する場合もあります。
誤発色の原因は抗酸化成分ですので、サンプルをよく撹拌し、空気がサンプルによく入るようにしてください。また、加熱する際、50 mLのプラスチックチューブなど大きな容器に少量(5mL程度)のサンプルを入れて加熱してください。また、サンプルを希釈する際、水ではなく、pH 8.0 の0.1 MのEDTA・2Na溶液を使用するとより効果的です。ただし、サンプルによっては、改善しない可能性もあります。

TOP