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ATPふき取り検査

再生可能資源由来バイオマスポリプロピレンをATPふき取り検査試薬「ルシパック」に100%採用

 キッコーマンバイオケミファ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:梶山直樹)は、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長COO:石井敬太)・伊藤忠プラスチックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林英範)が取り扱う、再生可能資源に紐付くISCC-Plus認証を取得したマスバランスアプローチ※1によるバイオマスポリプロピレン※2を採用し、2023年9月頃より、ATPふき取り検査試薬「ルシパック」で使用している従来の石油由来ポリプロピレンを100%バイオマスポリプロピレンに順次切り替えます。

ISCC (International Sustainability and Carbon Certification)は欧州を中心に広く採用されているサステナビリティ認証です。バイオマスや再生品などの持続可能な原材料を使用した製品を製造・加工・販売する企業が、サプライチェーンの川上から川下まで本認証を取得することで、原材料から製品までのトレーサビリティの信頼性を担保しています。日本国内でも注目が集まり、取得企業は増加傾向にあります。

(※1)マスバランスアプローチとは「原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)がそうでない原料(例:石油由来原料)と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法。」を指す。 出典:「バイオプラスチック導入ロードマップ」-P.Ⅱ No.21(環境省) https://www.env.go.jp/content/900534511.pdf
(※2) 本バイオマスポリプロピレンは「SK geo centric Co.,Ltd.(韓国)社製」で、農作や食品業界における廃棄物や残留物、また廃食用油など再生可能な原料を由来とする、バイオナフサを利用しております。

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