試薬:ルシパック

使用・保管・廃棄

ルシパックの廃棄は、どのようにしたらよいですか。

滅菌処理の必要はありません。地域のプラスチック廃棄の条例に従って処分ください。
本体はポリプロピレン使用で、ガラス、PVC(ポリ塩化ビニル)は不使用です。(詳細はルシパック取扱い説明書PDF〔廃棄の方法〕をご覧ください)

ルシパックを使用する際の注意点を教えてください。

使用する際の注意点として6点ご紹介します。


①ルシパック(試薬)使用前

冷蔵庫からアルミ袋ごと取り出し、常温下に約20分なじませてください。
ルシパック(試薬)が反応しやすい温度は20~35℃です。
ルシパックを冷えたまま使用すると、低い測定値が出る原因となります。


②ふき取りの強さ

綿棒がしなる程度(約75 g)の強さで拭き取ってください。


③綿棒の角度と幅

ふき取り面に綿棒が5 ㎜程度接するようにしますと、自然とふき取り角度が10~20度になります。


④ふき取り面積

横10往復、隙間なく、合計で100 cm2の面積程度となるようにしてください。


⑤測定

綿棒を試薬部まで押し込んだら、試薬をしっかり溶かしてください。 溶解後すぐに測定器に入れて測定してください。


⑥阻害物質

ルシパックは殺菌剤や消毒剤などの濃度によっては、試薬の活性を妨げられ、低い測定値が出る可能性があります。 ふき取りは殺菌剤や消毒剤を使用する前に実施してください。


【ご使用上の注意点】にも掲載しておりますので、ご覧ください。 

ルシパックの品質保証期限は、どのくらいですか。

開封前は、2-8℃で製造後15ヶ月安定です。 品質保持期限はルシパックのアルミバック袋下部に記載してあります。 アルミバッグ開封後は、冷蔵保存で2週間以内にお使いください。その他、ご使用上の注意点もご確認下さい。