タカノフーズ株式会社
豆腐研究開発 基礎研究 青木 雄二郎 氏(2024年当時)
「おかめ納豆」「おかめ豆腐」などで全国区の知名度を持つ同社では、主に豆腐の製造環境の清浄度確認や、装置類の洗浄作業の妥当性確認の手段として、ATP検査を実施しています。
「安全で」「おいしい」「安い」製品を消費者に提供するための考え方や取り組みについて、現場の衛生管理の観点からご紹介いただきました。
目次
豆腐工場における衛生管理・洗浄管理の取り組み
~ATP検査&フィルム培地を活用した衛生度評価と現場改善~
- Introduction P1
- タカノフーズの企業概要 P2
(1) 企業理念
(2) 生産体制および品質管理体制
- 豆腐工場における衛生管理の取り組み ~FSSC 22000に準拠~ P3
(1) 一般衛生管理およびHACCP管理
(2) 製品・環境の検査体制
(3) 豆腐の製造工程
- ATP検査の活用事例 ~すすぎ水検査とふき取り検査~ P4
(1) ATP検査の導入メリット
(2) すすぎ水の清浄度(洗浄作業の妥当性確認)に活用
(3) 洗浄の妥当性の再検証を経て、定型業務化
(4) 定型業務化した後の効果
(5) 工場の衛生巡回での活用
(6) 取引先工場での活用
- 「Easy Plate」の導入経緯 P7
- おわりに P8
菌数が未検出の割合の推移
2019年のATP検査導入以降、明確な改善効果が認められた(本文より引用)