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品質管理部 焼津工場 品質管理課 藤井兼人 氏 杉山恵理 氏

自主検査の時間短縮やコスト削減などを目的に、簡便・迅速な検査法(代替法)として、ATPふき取り検査(A3法)キット(ルミテスター Smart、ならびにルシパック A3シリーズ)、ヒスタミン検査キット「チェックカラー ヒスタミン」を採用しています。

今回は品質管理部 焼津工場品質管理課の藤井兼人氏に、簡便・迅速な代替試験法(検査キット)の活用事例について伺いました。

 

ATPふき取り検査(A3法)

  内容

背景・課題

微生物検査は最低でも1日以上と時間がかかる。
自主検査の時間短縮やコスト削減などを目的に、環境の汚染状況(清浄度)がその場でタイムリーにわかるATP検査(A3法)を採用した。
導入の効果 リアルタイムで結果がわかるので、現場の衛生管理水準の向上や、衛生意識の高揚といった点で、大きな効果が得られた。
外国人の技能実習生への教育にも大きな効果を発揮している。
再洗浄を実施した際には微生物検査を行うが、その検体数は明確に減少している。
基準値・検査頻度

基準値は、検査箇所ごとに「合格」「注意」「危険」を設定している。
生産開始前に品質管理課のスタッフが10箇所前後検査する。
また、前日の微生物検査の結果が良くなかった箇所も、ATP検査(A3法)の対象としている。

 

ヒスタミン検査 チェックカラー ヒスタミン

  内容
背景・課題 以前は外部機関に検査を委託していたが、内製化によるコストダウンや、結果が出るまでの時間短縮などを目的にチェックカラー ヒスタミンを導入した。
自主検査に加えて、妥当性確認の目的で定期的な外部検査も委託している。
導入の効果 検査時間の短縮効果は顕著であった。
検査対象

原料検査に使用している。 1週間につき10検体前後を取り扱う

 

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