新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によって、手洗いが見直しされています。ウイルスや病原性微生物は環境表面で一定の期間生存することが知られています。 ウイルスや病原性微生物はさまざまな経路を介して体内に入り、感染症を引き起こします。特に、手指を介したウイルスとの接触は感染の大きな原因となります。しかし、一時的に手に付いた汚れやウイルスなどは洗い落すことができます。
正しい手洗いの徹底を行った後、汚れがしっかり洗い流されたことをATPふき取り検査(A3法)で確認し、感染症に罹患するリスクを低減しましょう。
正しい手洗い方法
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1.流水で汚れを落とします。
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2.適切な量の洗浄剤を手に取り泡立てます。
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3.手のひらを洗います。
両手のひらをこすり合わせて洗いましょう。
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4.手の甲と指の背を洗います。
手の甲に片方の手のひらを合わせ、手の甲と指の背をこすり洗いしましょう。
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5.指の間と指の付け根を洗います。
手のひらを合わせ指を交差し、指の間と付け根をこすり洗いしましょう。
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6.親指を洗います。
親指を片方の手で握り回しながら洗いましょう。
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7.指先を洗います。
指先を片方の手のひらに立てて、こすり洗いしましょう。
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8.手首を洗います。
手首を片方の手のひらで、こすり洗いしましょう。
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9.洗浄剤を流水で、しっかりとすすぎます。
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10.使い捨てのペーパータオルなどで指をふき、乾燥させます。
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※ATP検査による手指の清浄度の確認
手洗いの後、アルコール消毒の前にATP検査を活用することにより、手指の清浄度(汚染度)の確認、適切な手洗いができているかどうかの確認ができます。
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11.手のひらに十分な量のアルコールを取ます。
爪、指から、手首まで、まんべんなくアルコールをすり込み、自然乾燥させます。
手洗い確認を、ルミテスター Smartとルシパック A3 がお手伝いします!
手洗いが正しく行われたか、本当にきれいに手洗いできたのか、目視確認だけでは不安です。微生物検査は1日以上かかり、専門的な能力も必要です。きれいに洗えたかどうか、その場ですぐに確認したい。そこで、ルミテスター Smartとルシパック A3によるATPふき取り検査(A3法)が、見えない汚れを数字で見える化します。 食品製造現場、医療機関の従業員の衛生意識向上、教育機関での衛生教育にも、大きい効果が得られます。
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1.手のひらを横に5往復ふき取ります。
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2.手のひらを縦に5往復ふき取ります。
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3.指の間をふき取ります。
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4.指先をふき取ります。
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5.ルミテスター Smartで測定します。
注意:
- 綿棒が、しなるようにしっかりとふき取ってください。
- 常に同じようにふき取りをおこなうようにしてください。
- 擦式アルコール消毒剤のアルコール分が手指に残っていると正しい測定ができません。
- 擦式アルコールを使った場合には、完全にアルコール分が乾いてからふき取りをおこなってください。
手洗いの推奨基準値:2,000 RLU
第2基準値は第1基準値の2倍の値で設定し、2,001~4,000 RLUは要注意とします。