• 黄色ブドウ球菌のコロニーは、発色酵素基質により明瞭な青色を呈します。
  • 卵黄反応などを確認する必要がないため、従来の寒天培地に比べ、コロニーの判別、カウントが容易です。
  • 従来の寒天培地で卵黄反応が陰性である一部の黄色ブドウ球菌も検出することが可能です。
  • 一部の未加熱食品は、食品由来の酵素により培地全面が発色する場合があります。コロニーの視認性に影響する場合は、希釈するなどの対応が有効です。

※以下は発色の一例です。
※培養条件:35℃、24時間(希釈液:バターフィールドリン酸緩衝液、もしくは、リン酸緩衝生理食塩水)

菌株別の発色例

Staphylococcus aureus
(ATCC 25923)
Staphylococcus aureus
(NBRC 13276)
Staphylococcus aureus
(NBRC 100910)
Staphylococcus aureus
(食品分離株 D0152)

 

食品別の発色例

牛乳 + S. aureus シュークリーム + S. aureus
ハム + S. aureus たまごサンドイッチ + S. aureus

 

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