黄色ブドウ球菌のコロニーは、発色酵素基質により黄色ブドウ球菌のコロニーを明瞭な青色に発色させ、検出するフィルム培地です。
1. 24時間で明瞭なコロニーの発色
- 卵黄反応などを確認する必要がないため、従来の寒天培地に比べ、コロニーの判別、カウントが容易です。
- 培養時間が半分の24時間であり、検査の迅速化が可能です。
- 一般的な塗抹法と比較して滴下量が10倍であるため、感度良く検出できます。
2. 高い選択性能
- 従来の寒天培地で卵黄反応が陰性の黄色ブドウ球菌も検出することが可能です。
- 黄色ブドウ球菌以外の多くの菌が発育せず、発育した場合もコロニーの色がピンク~赤紫色に発色するため、判別が容易です。
3. 寒天培地と高い相関性
多種多様な食品で、寒天培地との高い相関性※1を確認しています。
※1 大日本印刷株式会社調べ
4. 国際認証を取得
AOAC PTM認証(ライセンスNo.111703)を取得しています。