【ATPふき取り検査】

よくあるお問い合わせ

製品のSDS(化学物質等安全データシート)、規格書の入手方法を教えてください。

SDS・規格書は、各製品の詳細ページ、または、こちらのページからご請求ください。

ルシパック(測定キット)について

ルシパックの使用期限は、どのくらいですか。

開封前は、2-8℃で製造後15ヶ月安定です。
品質保持期限はルシパックのアルミバック袋下部に記載してあります。アルミバッグ開封後は、冷蔵保存で2週間以内にお使いください。

綿棒を濡らした時の水分量はどれくらいですか。

綿球を3秒位水道水に濡らした場合、その水分量は、100μL位になります。

試薬一体型綿棒(ルシパック)は、他社品の測定器でも使用できますか。

使用できません。
ルシパックは、ルミテスター Smart / PD-30 / PD-20専用です。

ルシパックの綿棒をぬらす水は、水道水でよいでしょうか。

通常の水道水であれば大丈夫です。
(詳細はルシパック 取扱い説明書PDF〔測定方法〕をご覧ください)
綿棒を水以外の液体でぬらすと、正確な測定値が出ない場合がありますので、使用しないでください。

ルシパックを冷凍してしまいました。使用できますか。

本体の中の液体の部分が膨張してテープの部分がはがれて液が漏れる可能性があるので使用できません。

ルシパックの廃棄は、どのようにしたらよいですか。

滅菌処理の必要はありません。地域のプラスチック廃棄の条例に従って処分ください。
本体はポリプロピレン使用で、ガラス、PVC(ポリ塩化ビニル)は不使用です。(詳細はルシパック取扱い説明書PDF〔廃棄の方法〕をご覧ください)

ルシパック本体の下にある試薬が完全に溶けていないと測定できませんか。

測定できません。
溶け残りがあると測定に影響がでますので、完全に溶けたことを確認してから測定してください。

ルシパックA3/Penは、ルミテスター Smartで使用できますか。

使用できます。
ルシパック A3/Pen は、ルミテスター SmartとPD-30(PD-20) の専用試薬です。

ルミテスター Smart(測定器)について

測定値はいくつまでメモリーされていますか。

メモリーされるデータは2,000です。
2,000を超えると上書きされます。

測定値はPCに保存することができますか。

専用ソフトウェア「Lumitester」を使用することで、保存できます。PCとの接続は同梱のUSBケーブルを用いて行います。(詳細:取扱説明書「3-2 アプリ・ソフトウェアの使用準備」)取り込んだデータはCSV形式、jpg形式に変換できます。(詳細:ソフトウェア「Lumitester」内ヘルプ)

ACアダプターでも使えますか。

ACアダプターでは使えません。
ルミテスター Smartの電源は、乾電池およびUSBケーブルからの給電となります。
 

温度や湿度は測定に影響しますか。

ルミテスター Smartが動作する温度範囲は、5℃~40℃です。
ただし、試薬(ルシパック A3/Pen)の使用範囲が、20℃~35℃ですので、測定は20℃~35℃*の範囲でおこなってください。 また、防水ではありませんので、湿度は、20%~85%(結露しない)の範囲で、ご使用ください。装置の保管は-10℃~50℃ 湿度20~90%(結露しない)範囲で行ってください。
*温度補償機能をONにすると、測定環境の温度差の影響を軽減する機能が10℃~40℃の範囲で動作します。(詳細:取扱説明書「5-2温度補償設定」)

防水性はありますか。

防水性はありません。
液体がかかってしまった時は、取扱説明書 「7-2その他のトラブルと処置」を参考にして、処置をおこなってください。

測定時に特に注意することは、何ですか。

ルミテスター Smartは寝かせず、およそ45度以上に立てて測定してください。
寝かせた状態では光センサーが試薬液面に正しく当たらず、正しい測定値になりません。

測定後ブザーがなりました。どうしたらいいでしょうか。

すみやかにルシパックA3/Penを抜き取ってください。
ルミテスター Smartは、ルシパックA3/Pen抜き忘れ防止のため、測定終了後一定時間ルシパックA3/Penが入ったままになっていると、警告音が鳴るよう設定されております。

日常的に、測定室内部のクリーニングは必要ですか。

日常的なクリーニングの必要はありませんが、半年ごとにクリーニングを行ってください。
不安を感じたときには自己診断機能を使用してクリーニングの必要性を判断してください。(詳細:取扱説明書「5-3 自己診断」)

内部にサンプル液などをこぼしてしまったら、どうしたらよいですか。

測定室内にサンプル液をこぼした場合は、クリーニングが必要です。
付属の専用ブラシ、または綿棒などにエタノールをかるくひたし内部をふいて下さい。クリーニング後は自己診断機能を使用してクリーニングできたことを確認してください。(詳細:取扱説明書「5-3 自己診断」)

電池切れが近い事に、気づくことができますか。

表示パネル右上部に電池残量が表示されます。

ルミテスターのユーザー登録を方法を教えてください。

ルミテスターのユーザー登録は、こちらから登録ができます。

電池交換はどのように行えばよいでしょうか。

電源をオフにして古い電池を取り出した後、新しい単3 アルカリ乾電池、または、単3 ニッケル水素充電池2本をセットしてください。(詳細:取扱説明書「6-3電池交換」)

電池の寿命は、どのくらいですか。

ルミテスター Smartは、通常の使用であれば、約5,000回の計測が可能です。

0点調整は必要ですか。

必要ありません。
ルミテスター Smartは、電源オンの間に自動的にゼロ点補正されますので、測定毎の0点調整は不要です。なおISO等で要請される機器の校正は有償で行いますのでお問い合わせください。

修理期間中は代替品を無償で借りることができますか。

はい。
修理期間中は、修理の有償・無償に関わらず、代替品を無償で貸し出しいたします。

保証期間と保証書について教えてください。

ルミテスター Smartの保証期間は、販売後 1年間です。(詳細:Smart取扱説明書「10 アフターサービス」)

保証期間後の修理は可能ですか。

故障内容によりますが、有償で行っています。
但し、購入後長期間経過している、部品の製造が中止されている場合など、対応ができない場合もあります。(詳細:取扱説明書「10 アフターサービス」)

検査方法と検査結果について

どのくらいの面積をふき取ったらいいでしょうか。

平面であれば10cm×10cm四方をふき取りが基本です。
10cm×10cm四方が取れない場合は、それぞれの検査場所ごとに一貫したふき取り方を固定しておく必要があります。

検査面をどのようにふき取ったらよいのでしょうか。

綿棒の位置を変えながら綿球全体を使い、横向き方向、縦向き方向にまんべんなくふき取ります。
手指の場合、利き手の手の平を横方向、縦方向とまんべんなくふき取り、続いて、爪の間、指の間をふき取ります。

洗剤、漂白剤などは測定値に影響がありますか。

あります。
洗剤、漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)、アルコール等の殺菌剤、消毒剤などが、ふき取り表面に残っていると測定値に影響があります。ふき取り検査は、洗浄後、殺菌前におこなうことが、基本です。

ルシパック の先を触ってしまいました。測定値に影響はありますか。

影響があります。
ルシパックの綿棒部分の先に手指が触れたり、唾が混入すると、作業者の持っているATP、ADP、AMPが、付いてしまい測定値が大きくなってしまいます。その場合は、新しいルシパックで、再度ふき取り測定してください。

検査箇所を綿棒でふき取り後、何分以内に測定したらよいですか。

綿棒を本体に差し込んだ後は、直ちに測定してください。
時間をおいてしまうと発光量が減衰する為、数値は段々低くなります。やむをえず、直ちに測定できない場合は、綿棒を最後まで押し込まず、引き抜く前の位置に止めておき、測定時に綿棒を最後まで押し込んでください。この場合にも、数十分以内には測定してください。

測定値が、基準値より大きい場合は、どうしたらよいですか。

この場合、次の作業が始まる前に再洗浄されねばならず、再洗浄の結果も測定されなければなりません。なぜ、「洗浄不良」であったかの原因を追究することがもっとも大切です。洗浄しても基準値を超えてしまう場合には、汚染の原因を突き止め、洗浄の仕方、部品の交換などの対策を取らなければなりません。

測定値が「0」になることは、ありますか。

綿球を濡らす水道水にもATP、ADP、AMPがあるため、測定値が「0」になることはありません。
測定値が、「0」になった場合は、検査箇所に測定を阻害する洗剤、漂白剤などが残っている可能性があります。また、ルミテスター の動作に問題があった可能性もあります。測定値が「0」になった場合には、状況確認後、再測定をおこなってください。

検査箇所のふき取り面の温度は、測定に影響がありますか。

ATP、ADP、AMPは熱による影響はないため、ふき取り面の温度の影響はありません。

数値が普段より低い時は、何が影響していると考えられますか。

アルコール、洗剤、漂白剤等の阻害物の影響か、ルシパックを冷蔵庫から出して直後に測定した可能性があります。

ATPふき取り検査(A3法)について

ATPふき取り検査(A3法)を始めるには、何が必要ですか。

綿棒と試薬が一体になった「ルシパック A3 Surface」と、測定機器「ルミテスター Smart」があれば、すぐに検査が、始められます。

キッコーマンバイオケミファの ATPふき取り検査(A3法)が他社 ATPふき取り検査品と比べて優れている点は何ですか。

測定値が安定していること、感度が高いことです。ルシパック A3 Surfaceは、ATPが一部分解したADP、AMPを再生して同時に測ることができるため、高感度の測定を行うことができます。

管理基準値は、どのようにして決めたのですか。

実際に、外食産業での厨房や食品工場のラインで多くのデータを取り、設定した値です。
日本では保健所が、この基準値を元に食品加工工場や外食厨房などを指導しています。本方法は、保健所および衛生指導団体の教本である「食品衛生検査指針」に記載されています。

なぜ食品取扱現場や医療現場の衛生検査に ATPふき取り検査(A3法)が有効なのですか。

食品取扱現場や、医療現場の衛生管理においては、その場で短時間に衛生状況を把握することが重要です。また見た目がきれいでも実際には汚れていることがあり、目視だけではなく何らかの科学的な手段が必要です。ATPふき取り検査(A3法)は、食品残渣、菌に含まれるATP+ADP+AMP量を測定するものであり、検査箇所のふき取り後、瞬時に清浄度が数値で表示されるので、大変効果的な方法です。

ATPふき取り検査(A3法)は、結果が出るまでにどのくらいの時間がかかりますか。

測定にかかる時間は、10秒です。
検査箇所をふき取る時間をいれても、1検体約1分の作業で、結果を得ることができます。

ATPふき取り検査(A3法)は、どのようなところで使用されていますか。

現在、多くの食品取扱現場で活用されています。例えば、食品工場の製造ライン、惣菜・給食・外食の厨房、従業員の衛生指導(手洗い等)などがあります。また、最近は、病院内の衛生管理や衛生講習会にも使われ始めています。

ATPふき取り検査(A3法)で測れない汚れはありますか。

ATP+ADP+AMP量を測定しているシステムですので、ATPやADP、AMPを含まない汚れは、検査できません。しかし、菌が繁殖可能な環境には、栄養となるATPやADP、AMPが存在します。すなわち、ATP+ADP+AMP量が低い衛生的な環境では、菌汚染は進みません。

ATPふき取り 検査(A3法)で菌数を検査することは出来ますか。

菌数を検査することは出来ません。
ATPふき取り検査(A3法)では、汚れと菌由来のATPとADP、AMPを同時に測定しています。ATP+ADP+AMP量が低い環境であることが、本当に衛生的な環境であると考えています。

ATPふき取り検査(A3法)と菌数との相関はありますか。

相関はありません。
この基準値はあくまでも洗浄度の目安です。 ATPふき取り検査(A3法)は、菌だけでなく、菌の餌となる汚れ(ATP+ADP+AMP)を測定しています。

肉などの食品の表面のふき取り検査をすることができますか。

できません。
ATPふき取り検査(A3法)は、ATPとADP、AMPの量を指標とし、ATP+ADP+AMP量が多いほど、汚れていると判断します。また、汚れ、菌、肉由来、それぞれのATPは、区別することができません。そのため、肉自体が持っているATPが大量に存在する肉表面のふき取り検査しても、汚染状況は、わかりません。その他の食品表面についても同様です。ATPふき取り検査(A3法)は、あくまでも洗浄した場所に汚れ(食物残渣、菌、汚れ等)が、残っていないか確認する検査法です。

検査で表示されたRLU値は、菌、何個に相当しますか。

ATPふき取り検査(A3法)では、汚れと菌由来のATP+ADP+AMPを同時に測定しているので、測定結果のRLUを菌数に置き換えることはできません。また、すべてが菌であったとしても、菌の種類・状態によって1菌あたりが、持っているATP+ADP+AMP量は異なるので、何個に相当するかを判断することはできません。

ATPふき取り検査(A3法)の用語解説

ATPふき取り検査(A3法)とはどんな検査ですか。

ATPふき取り検査(A3法)とは、汚れが持っているATPとADP,AMPを指標とした清浄度検査です。検査の原理は、検査箇所を綿棒等でふき取り、綿棒で捕らえたATP(+ADP+AMP)を試薬と反応して発光させ、その発光量を測定して数値化(RLU)しています。そして、発光量の数値が高いほど、ATP(+ADP+AMP)量が多い、(=清浄度が低い・汚れている)と判断できます。

*キッコーマンバイオケミファのATPふき取り検査(A3法)では、ATPだけでなくADP,AMPも合わせて測定することができます。そのため、より高感度に菌の餌となる汚れ(ATP+ADP+AMP)の検出をする事ができます。

測定単位RLUとは何ですか。

発生した光の量(=発光量)を示す単位であるRelative Light Unitの略です。 ATP+ADP+AMP 検査(A3法)の場合、ATP(+ADP+AMP)と試薬が反応して生じた光の量が、測定値(RLU)として表されます。そこで、RLU値が大きいと、ATP(+ADP+AMP)量が多い(=汚れが多い)、と判断できます。

ATPとは、何ですか。

ATPは、Adenosine triphosphate(アデノシン三リン酸)の略語です。地球上の全ての生物のエネルギー源として存在する化学物質です。ATPは、生命活動がおこなわれている所には、必ず存在します。例えば、動物、植物、菌が持っており、そこから発生する、体液、死がい、食物残渣等にも存在します。つまり、「そこにATPが存在する」ということは、「そこに生物、あるいは生物の痕跡が存在する」証拠であり、菌の餌が存在する環境であるといえます。

ADP、AMPとは、何ですか。

ADPは Adenosine dihosphate(アデノシン二リン酸)、AMPは Adenosine monohosphate(アデノシン一リン酸)の略語で、ATPの分解によって生じ、ATP同様、生物に広く存在する物質です。ATPが熱や長期保存、酵素等の働きにより分解しADP、AMPを生じます。ADP,AMPを多く含む汚れは、ATPだけ検出する検査では、正確に検出されない場合があります。ATPふき取り検査(A3法)は、ATPだけでなくADP,AMPも測定することにより、より幅広い種類の汚れを測定することができます。

二次汚染対策に必要なことは、何ですか。

食中毒には、食材からの汚染「一次汚染」と、調理器具や作業者の手指などからの汚染「二次汚染」があります。食中毒事故の半数以上は「二次汚染」が原因ですので、「二次汚染」を防ぐことは、食中毒対策には、欠かせません。「二次汚染」の防止は、洗浄と殺菌ができているかを、その場で、確認することが重要です。しかし、結果まで日数のかかる菌検査では確認できません。ATPふき取り検査(A3法)なら、その場で清浄度を把握でき、効果的な二次汚染対策が可能です。

清浄度検査とは、何ですか。

手指や食品加工設備機器、医療器具などが、十分に清浄に維持されているかどうかを調べる検査です。食品製造で関わる事故の多くは、二次汚染事故であるといわれています。また、医療現場では、院内感染が問題となっています。このような事故を防ぐために、清浄度検査は、非常に重要となります。しかし、従来の検査方法では煩雑で検査員によって結果が異なり、検査結果がすぐにわからないので、検査によって事故を未然に防ぐことはできませんでした。ATP+ADP+AMP 検査(A3法)なら、その場で結果を把握でき、効果的な清浄度検査が可能です。

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