画像の説明テキスト

品質保証部 品質管理課 マネージャー 宮下隆 氏、須田穂乃香 氏

「既存の衛生管理体制のマンネリ化からの脱却」「環境モニタリ ングプログラムや食物アレルゲン管理の充実」など様々な目 的から、「より厳格な検査」「より高精度な検査」を実施したいと考え、ATP検査(A3法)の導入を選択頂きました。

  

名称 内容
背景・課題 ①以前から実施していたATP量のみ測定するATP検査から、より厳しい衛生管理へのレベルアップをしたい。
②環境モニタリングプログラム(以下、EMP)への対応で、食品接触表面の周辺も含めて広範囲の清浄度を確認する「予防的な衛生管理」をしたい。
③アレルゲン管理を考慮した、より厳格な検査体制にしたい。
導入の効果 ①数値が高ければ、「目視ではきれいでも、ATP検査では高い数値になることがある(=汚れが残存している可能性がある)」というリスクの認識につながった。
②基準値を逸脱していれば、その場で再洗浄など改善活動ができ、製造現場の衛生意識に大きな効果をもたらした。
③アプリ使用で入力作業の手間が減った。また、集計や報告書の作成の時間短縮にもつながった。
基準値・検査頻度

基準値:工場では1,000RLU、食堂は3,000RLUでスタート。必要に応じて見直しを図る予定。
頻度:週1回(週始めの生産開始前)50ヶ所、月に70ヶ所前後を検査(週始めの作業開始前の再度洗浄後、検査をしている。)

 

関連記事