ATP+AMPふき取り検査
測定原理
ATP、AMPとは、なんでしょう。

ATPは、Adenosine triphosphate(アデノシン三リン酸)のAMPは、Adenosine monophosphate(アデノシン一リン酸)略語です。
地球上の全ての生物のエネルギー源として存在する化学物質です。
ATPは、生命活動がおこなわれている所には、必ず存在します。例えば、ATPは、微生物・体液・血液・食物残渣等の汚れに存在します。
つまり、「そこにATPが存在する」ということは、 「そこに生物、あるいは生物の痕跡が存在する」証拠となります。
AMPは、Adenosine monohosphate(アデノシン一リン酸)の略語で、ATP同様、生物に広く存在する物質です。ATPが熱や長期保存、酵素等の働きにより分解とAMPを生じます。
医療現場での汚れとしては、血液、体液、排泄物、微生物等があります。
これらの汚れも必ずATP(+AMP)を含んでいます。
見た目がきれいであっても、実際には汚れている場合があります。
ATP+AMPふき取り検査なら、きちんと洗浄、清拭、掃除ができたかどうかの確認ができます。
ATP+AMP測定の原理

この測定は、ホタル腹部の発光器の中で起きている酵素反応を利用しています。
ATP は、ルシフェリンと酸素の存在下で、ルシフェラーゼ(酵素)を反応させることにより AMP に変化します。その際、光エネルギーが放出されます。
この酵素反応は、生物発光と呼ばれています。
その、発光量を測定することによりATPの量を知ることができます。
また、当社独自のシステムによりAMPは、ATPに変換され、測定されるので高い発光量を得る事が出来ます。
ATP濃度と発光量(RLU)の関係

ATP量と発光量は、比例関係にあります。
その、測定限界は、一般の分光学的な測定方法に比べても非常に高感度です。
RLUとは:
発生した光の量(=発光量)を示す単位であるRelative Light Unitの略です。
ATP+AMPふき取り検査の場合、 ATP(+ AMP)と試薬が反応して生じた光の量が、測定値(RLU)として表されます。
そこで、RLU値が大きいと、 ATP(+AMP)量が多い(=汚れが多い)、と判断できます。


